小松IC~美川IC間に位置する「手取川橋」は、1972年に北陸道で最初に開通した区間として、50年間北陸地域の暮らしや経済を支えてきました。
これまで補修工事や耐震補強工事をおこなってきましたが、日本海から近いため飛来塩分に起因する塩害などの影響を受けて、老朽化が進行しています。手取川橋は、塩害を受けた橋げたを取り替え、耐久性の高い“新手取川橋”へと生まれ変わります。
1972年北陸道の初開通区間は、小松IC~金沢西IC間です。
手取川橋(547m)は手取川の河口に位置し、飛来塩分の影響を強く受けるとともに、飛砂(ひさ)により表面は摩耗しやすい環境にあります。
新手取川リニューアルプロジェクトは、まず上り線側(米原方面)の工事を実施し、完了後、下り線側(新潟方面)の工事を同様に実施する大規模なプロジェクトです。
工事期間中は、工事をしていない反対車線を対面通行にして、両方向の交通を確保します。
コンクリート製の橋げたから、表面に耐海水性ステンレス鋼を使った橋げたに取り替えます。
新しく設置する橋げたは、塩害対策だけでなく飛砂による摩耗劣化に対する耐久性も向上します。
新手取川橋リニューアル工事にあたり、小松IC〜美川IC(上下線)間で昼夜連続の対面通行規制をおこないます。
対面通行規制・舗装の撤去(今回橋げたを取り替える上り線側を規制し、下り線側で対面通行規制をおこないます。)
工事規制により2車線が1車線に減少する手前では、混雑時に車列の途中で合流すると、走行車線の流れが悪くなります。
混雑の偏りを少しでも減らすため、車線が減少する地点の先頭までお進みいただき、ゆずりあって1台ずつ合流する、交互合流にご協力をお願いします。
小松IC ~美川IC(上下線)では工事区間を避けるため、一般道に迂回し、再度同一方向の高速道路に乗り継がれるお客さまには、GW期間・お盆期間に限り高速道路料金の調整をおこないます。ETC車限定
NEXCO中日本
金沢支社