北陸道でリニューアル工事が 必要な理由

工事イメージ

開通から約半世紀

北陸自動車道は、1972年(小松IC~金沢西IC間)の開通から約50年が経過し、老朽化の進展とともに厳しい使用環境にさらされていることによる変状の増加や新たな変状の発生などが顕在化してきています。これからも北陸地方の経済を支え、安全・安心な高速道路であり続けるために、大規模なリニューアル工事をおこなう必要があります。

※NEXCO中日本金沢支社が管理する北陸道は、木之本IC(滋賀県長浜市)~
朝日IC(富山県下新川郡朝日町)までの全長258.7kmのことをさします。

豪雪
  1. 1972 (昭和47年) 小松~金沢西間開通
  2. 1978 (昭和57年) 敦賀〜富山間開通
  3. 1988 (昭和63年) 全線開通
  4. 2005 (平成17年) 豪雪
  5. 2011 (平成23年) 豪雪
  6. 2015 (平成27年) 豪雪
  7. 2018 (平成30年) 豪雪

※北陸道の沿革はこちら

工事は 待ったなしの 状況です。

開通から50年近く経った今、交通量の増加や凍結防止剤散布により、道路構造物の劣化が進んでいます。これまでは維持修繕や改良工事で保全してきましたが、いよいよ橋梁の床版(しょうばん)を “新品に取り換える”などの大掛かりな工事が必要となっています。

冬の高速道路では、 路面が凍結する恐れがある場合には 凍結防止剤を散布 しています。

凍結防止剤とは塩化ナトリウムと塩化ナトリウム
溶液を混合した湿塩

凍結防止剤散布作業

年間
11.7
万km

凍結防止剤を散布する作業車の年間作業距離は 11.7万㎞で、これは地球約2.9周分に相当します。

地球
2.9
周分

凍結防止剤使用量

年間
1.3
万トン

年間に使用する凍結防止剤は約1.3万トンで、 これは50mプール約2.5杯分に相当します。

50mプール 約2.5杯分

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未来の安心・安全のため 今やらなければならない工事

工事期間中は混雑が予想されます。 ご迷惑をおかけいたしますが、交通情報をご確認のうえ、 迂回(うかい)またはご利用時間帯を変更してい ただくなどのご検討をお願いいたします。

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